なかなか勉強を始めない子供にかける言葉
今年は、春うらら、と感じる日がありませんね。いつまでも寒いです。
先日、車の定期点検に行って遭遇しました。
1m以上ある大きなサイズから、こんな手のひらサイズまで、うまく作るもんですね。

さて、問い合わせの保護者面談で、多いテーマは、「成績が伸びない」「家で勉強しない」です。
勉強ができない子供には、とりかかりが遅いという共通点があります。
やる気が起きない、
今日は部活が大変で疲れた、
宿題が出ていない、
などいろいろ理由をつけて、勉強を後回しにすることが多いのではないでしょうか。
私たちは、学年が進むごとに学習する量が増え、内容も難しくなっていきますから、今成績の維持するために、毎日最低1時間、もっと成績を上げたいなら、毎日2時間の家庭学習が必要と考えています。
ただ、家庭学習の習慣化が充分にできていな子供に、いきなりこれはムリでしょう。
私たちは、とりかかりに時間がかかる生徒には、次のようなアドバイスをしています。
「とりあえず10分間数学をやり、その後10分間英語をやる」
これを、10分間勉強法と言ってます。
10分のつもりで始めても、30分ぐらいはすぐたってしまいます。
そしてやっているうちに、不思議にやる気が出てくるものです。
そのとき、
「おっ、がんばってるね。」
と言われたら、子供はうれしくなって、さらにやる気になってくれます。
このようにして、毎日30分から1時間のペースができれば、家庭学習の習慣化はできたも同然です。
お子さんが、ぐずぐずして勉強を始めないときは
「まず、10分間だけ勉強してごらん」
と声をかけてみてください。