塾長通信

塾長からのお知らせです。

塾長より一覧

柳川で川下り

土木研究の専門家の友人に誘われて、初めて柳川の川下りを体験しました。
ここは時間がゆっくり流れている、いいところです。

案内していただいた市役所の方のお話では、
昭和28年の大水害で、熊本市や近隣の街で洪水が起こったとき、柳川だけは洪水の被害がなかったとのこと。
昔の人の治水技術のすごさに感動しました。

北原白秋の一生をまとめた冊子を買い求めました。
幾多の名歌は、母のやさしさを感じさせる柳川の風土と、人生の深い悲しみの中から生まれたように思いました。

明後日は各中学校で運動会。すこし天気が危ぶまれますね。

2025年05月15日

新聞社とMITにケンかを売るわけじゃないが、オカシイ。、

本日の新聞記事のミステリー

アメリカのマサチューセッツ工科大学の研究チームが、卵は縦方向よりも横方向の方が強いという実験結果を発表。
高さ8ミリから落とした場合、割れたりひびが入ったりしたのは縦向きでは半分以上だったが、横向きでは1割以下だった。

そうかなぁ。
でやってみました。10ミリ上から落としても、卵はびくともしません。
ウソだと思うなら、試してみてください。

日本の卵が、根性入っとるということですか?

考えるに、「ミリ」ではなくて「センチ」じゃないでしょうか。
「インチ」だと1インチ=2.54cmだから、17.73cm。
しかし、これなら全部割れるのでは?

さらに、落とした実験と書きながら、写真は圧縮実験のものというのも変。

説明文もおかしい。
研究チームによる圧縮実験で割れた卵

普通、こんなのは、とても通常は壊れないもの、(金属バットとか鉄製の機械)場合に絵になるのであって、卵は、こんなことせんでも、割れるのです。

やるなら、意外に○○キロでも割れませんでした。
へー結構強いんだね、となってはじめて話題でしょう。

気になるのは、実験で使われた180個の卵。
捨てたとは言わんやろねぇ、SDGsに反しますバイ。

2025年05月09日

連休終わり、気合を入れて!

アクロスで愛好者による模型の展示会を覗いてみました。
その精巧さにぴっくり。
戦闘機、戦艦、スーパーカーが中心で、汽車はありません。
別のジャンルなのでしょうね。

連休が明けました。
生徒たちと久しぶりの顔合わせでしたが、みな大体課題をやってくれていました。
これからの目標は6月の期末試験ですが、その前に体育祭という大障害がありますね。
気がついたら試験前だったとならないよう、毎日コンスタントに頑張ることが必要です。
塾は、そのためのペースメーカーでもあります。

連休中、当方は、菅谷玲子さんのピアノコンサート、その際に福岡美術館に行った以外は、読書三昧でした。
図書館から借りたものは、
白洲正子の対談集「日本の伝統美を訪ねて」
高村薫「晴子情歌」上・下
赤瀬川原平・山下裕二「オトナの社会科見学」
赤瀬川原平・山下裕二「オトナの修学旅行」
小林泰三「国宝 よみがえる色彩 デジタル復元でここまで見えた」
中川越「すごい言い訳!」

ネットで注文したものが
岡崎裕史「プログラミング教育はいらない」
馬場あき子「鬼の研究」
岩尾俊兵「世界は経営で出来ている」
岩尾俊兵「経営教育」
キャロル・S・ドゥエック「マインドセット」
吉田行宏「成長マインドセット」

一見ジャンルがデタラメかと思われると思いますが、いずれも「学ぶ」ことの面白さを生徒たちに伝えるためのネタ仕込みです。
いずれ、それぞれの面白さを紹介しましょう。(忘れぬうちに)

菅谷玲子さんベートーベンのピアノソナタは、迫力満点でした。この件も次の機会に。

2025年05月07日

間違いを指摘し、改善させることが成績アップの道

もうですね。
コロナの時は、人が集まらないように、咲く前に切られていました。
「そんなこともありましたね。」言ってるみたいです。
自然ってありがたい。

先日、卒業生のお母さんがあいさつに来てくれました。

この生徒は、なかなか勉強への意欲が持てなかったため
小学校から通っていた大手塾から転塾してきた子です。

私たちの指導は、生徒の間違った書き方を指摘し、出来たらほめる、というやり方です。

当たり前のようですが、授業形式だと生徒がどんな書き方をしているか、先生からは見えません。(見ません)

アルバイトの学生には、一対一でも、教えることが精いっぱいで、間違いを改めさせる「指導力」は無理です。

学校でも、ほとんどの先生たちは、ちゃんと教えているはずですが、
生徒のノートに(つまり、脳に)、そのまま反映されている保証はなく、
むしろ、間違ったことを書いている場合が少なくないのです。

ですから私たちは、生徒がノートにどう書いているをしっかり見ます。

でなければ、成績を上げるのは難しいからです。

そんな勉強を続けることで、勉強から逃げていた彼も、自分から積極的に取り組むようになりました。

残念ながら、ここで公開はできませんが、

本人から、と渡された、カードには、高校の部活で活躍している写真に、感謝の言葉と
前向きに勉強できるようになりました。
とのうれしいメッセージが書かれていました。

生徒一人ひとりが成長する姿を、進行形で見守ことができるのは、
何物にも代えがたい塾の仕事の醍醐味です。

2025年04月25日
» 続きを読む