偏差値やIQ(知能指数)よりEQ(心の知能指数)つまり人間力が重視される時代の到来
これまでの社会では、偏差値の高い高学歴の人材が重用されてきました。
要するに、IQ(知能指数)の高学歴の人が重視されていたのです。ですから学校や塾は、有名校・難関校へ合格させることで評価を受けてきました。
しかし、これからすAI(人工知能)やロボットが本格的に動き出す時代です。
人間が行っている仕事のかなりの割合が、AIにとって代わられるといわれています。計算や分析といった作業は、AIのほうが人より速く優れているため、AIがどんとん担っていくことになります。
これからの時代は、頭がよく、知識が豊富にあっても、それだけでは仕事はできなくなります。
IQ的な能カを重視する時代は終わります。これからは、IQ的な能カに代わってEQ(心の知能指数)が重視されてきます。
EQとは、自分や他人の感情を察知して理解する力、情熱を持って困難な目標に挑む力、相手の状況を読み取り思いやる力といった、知性と感性を総合した人間力です。
IQは、持って生まれたものの割合が高いですが、EQは様々な困難な体験を通じていくらでも伸ばすことが出来ます。
高いEQを身につけるには、その人の核に真剣な思いや、情熱・誠意がなくてはなりません。そうでなければ相手を深く理解すること、相手を本気で動かすことはできないからです。
EQを高めるためには、さまざまな体験を重ね、相手や状況に正面から向き合う姿勢が大切です。
苦労して得た成功の体験や、苦境を乗り越えたといった体験での感動はEQをおおいに高めます。
特に失敗や挫折の体験はとても大事です。壁にぶつかることでEQの元となる感性がおおいに磨かれるからです。
悩み苦しんだ経験によって他人の気持ちへの深い理解や共感が生まれます。つまり困難に出合うことは「心の知能指数」をアップせる機会なのです。
このように考えれば、これからお子さんが取り組む受験勉強は、偏差値に関係なく、がんばりがEQを高める絶好のチャンスでもあるのです。